#1 Claudia’s Passion Story|Upper-Intermediate Japanese|娘からもらった勇気|Full Interview
myu japanese academyの日本語学習番組「ドキドキ・ワクワク」。
この番組では、わたし・ミュウが、日本語を勉強している人、そして情熱を持って今を生きている人にインタビューします。
今回の上級者向けの番組では、クラウディアさんのインタビューを、できるだけ本人の言葉を大切にしながら、自然な日本語でお届けします。
背中を押してくれた娘の言葉
今年の7月から日本の高校で英語の先生として働いているクラウディアさん。
どうして、このタイミングで来日を決めたのでしょうか?
少しだけクラウディアさんの声を聞いてください。
“My story is, I started to know more about Japan through my daughter.
My daughter wanted to come to study university here in Japan.”
私の場合、娘を通して日本のことをより知るようになったのが始まりでした。
娘が日本の大学に留学したいと思っていたのです。
そこで、娘が日本に住んでいる間、娘の近くにいられるように、日本でできる仕事がないか調べてみたんです。そして、高校で英語を教えるプロジェクトを見つけました。そのプロジェクトに応募した結果、なんと合格することができたのです。
しかし、娘は、違う国の大学へ留学することにしました。もし、私が、日本へ行くことになったら娘とは違う道を歩まなければなりません。
私は娘に話しました。すると、娘は、
“Mamá, deberías ir a Japón, deberías ir a Japón.Y continuar con esa meta que te pusiste.Lo lograste. Así es que ve y disfruta.Ve y disfruta del Japón.”
「ママ、日本に行ったほうがいいよ。自分で決めたその目標をそのまま続けるべきだよ」と言いました。
娘の言葉から私は勇気をもらいました。アメリカでの仕事を辞め、家も車も、すべて売りました。そして私は一人で日本に来たのです。
本当にやりたいと思った時こそが一番いいタイミング
私は昔から、人生ではやるべきことをやり、チャンスが訪れたときにはそれをつかむべきだと考えています。もっと良いタイミングが来るのをいつも待っていたら、その機会は過ぎ去ってしまいます。完璧なタイミングというものは決してありません。本当に何かをやりたいと思ったその時こそが、いつでも一番良いタイミングなんです。
そして今回のプロジェクトは、ぜひやってみたいと思えるものでした。同時に、日本社会に直接的に貢献できることだとも思いました。今、日本に来て2か月が経ちましたが、本当に素晴らしい経験になっていると感じています。
そして、日本に来なければ、日本が持つたくさんの素晴らしいものを学ぶ機会を失うところでした。日本には、何千年にもわたって途切れることなく続いてきた歴史があります。
たとえば茶道や生け花も、長い歴史を持ちながら、途切れることなく続いています。
先週、私は生け花の教室に参加する機会がありました。それは本当に興味深かったです。
日本でとても有名な89歳の女性が私たちに教えてくださって、花を何度の角度で切るのか、どう置くのか、なぜそのように置くのかまで説明してくださいました。
何十年もそうしたことを続けてきた方々から直接学べるのは、本当にありがたく、またその先生自身も前の世代の方々からそれを学んで来られたのです。だからこそ、その体験は本当に貴重なもので、私にとって唯一無二の機会でした。
来日して、家が借りられないことや家具が買えなかったことも
しかし、予想もしていなかったカルチャーショックもたくさんありました。
たとえば家を借りるときです。「外国人だから、その家は借りられません」と言われることもありました。また、お店でソファを買おうとしたときに、「日本語を流暢に話せますか?」と聞かれ、「いいえ」と答えると、「では、ここでは買えません」と言われることもありました。でも、それは単に私に売りたくないからではありません。たとえば、ソファを購入した後、配達をお願いしたいときに、相手は英語を話すことができなかったり、私は日本語を流暢に話せないので、納品までのやり取りがスムーズに行かないためだからだと私は理解しています。
ですから、それに落ち込むということではなく、日本の現状も理解しながら、ここで暮らしていく方法を見つけて行くことも大切だと思いました。
今、情熱を感じていること
さて、今、私が人生で最も情熱を感じていることは、現在の学生たちに英語を教える仕事です。英語は誰にとってもとても重要です。
この仕事を通じて、生徒たちには英語を学ぶことについて、今までとは違う、前向きな経験をしてほしいと思っています。
英語を話すことを怖がらず、間違えることも恐れないでほしいです。
授業を通じて、英語に興味を持ち、「英語を話してみたい」と思い始めてもらえたら嬉しいです。
今は彼らは気づいていなくても、将来、私生活でも、学生生活でも、仕事でも、大きな助けになるからです。
もし、子どもの時の自分に会ったら、何を伝えたい?
クラウディアさんに私・ミュウは聞きました。もし子どもの頃の自分に会えるとしたら、何を伝えたいですか?
"Wow, esa es una pregunta súper interesante.Esa es una pregunta muy interesante, esa sí la tengo que pensar."
私は子どもの頃、英語を比較的、楽に学べたことは、とても幸運だったと思います。
英語を通じて、いろいろな国の外国人と交流し、知り合うことができました。
私が育った町では、毎年文化祭のようなイベントがあり、たくさんの国から代表者が来ていました。日本から来る人はいませんでしたが、中国、タイ、フランス、イギリス、ペルー、グアテマラ、ロシアなど、本当にたくさんの国から人が来ていました。
子どもの頃の私は、それがとても魅力的で仕方ありませんでした。
「わあ、その国ってどこにあるんだろう?どんな言葉を話すんだろう?地図のどこにあるんだろう?」と考えることに夢中でした。
もしその頃の自分に会えるなら、「夢を見続けて」と言いたいです。
私は当時、「いつか、この人が来た国に行ってみたい。この人がどんな場所に住んでいて、そこで話されている言語を聞いてみたい」と夢見ていたのを覚えています。
子どもの頃は、自分が世界中を旅して、いくつもの言語を学び、さまざまな文化やいろいろな人たちから学び続けることになるなんて、まったく想像もしていませんでした。
だから、その女の子には、「夢を持ち続けて、英語の勉強を続けて」と言いたいです。
でも、あまり多くのことは教えたくありません。将来どこへ行くのかを知らないまま、私と同じように成長し、同じような経験をしてほしいと思います。
そして、心から情熱を感じることを見つけ、目の前に来たチャンスをつかむために、行動してほしいです。
その女の子にもそうしてほしいですし、私自身も、人生の最後の日まで、そうやって生き続けたいと思っています。
おわり
クラウディアさん、とても熱いお話をありがとうございました。
チャンスが来たら、掴む。
そして、娘さんの言葉も本当に素敵でしたね。
「ママ、自分で決めたその目標をそのまま続けるべきだよ。自分の人生を進み続けて」
とても勇気の湧く言葉でした。
次回のワクワクドキドキもお楽しみに。またね。

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