作文に書きたいことが多すぎるときは「一番伝えたいこと」を決めよう
Updated: Sep 30
子どもがたくさん話してくれたのに、いざ作文になるとまとまらない。
そんなことがあります。
「遠足で動物を見た」「お弁当がおいしかった」「友だちとバスで話した」「雨が降った」「先生がおもしろかった」
全部、本当にあったこと。
全部、書きたい。
でも、全部を同じように書こうとすると、何を伝えたい作文なのかわからなくなってしまうことがあります。
まず「一番」を決める
そんなときは、
「今日の中で、一番誰かに話したいことはどれ?」
と聞いてみます。
たとえば、
「キリンが思ったより大きかったこと」
が一番なら、そこを中心にする。
お弁当やバスの話は、書かなくてもいいかもしれません。
作文は、起きた出来事を全部報告するものではありません。
自分が一番残したいことを選ぶことも、書くことの一部です。
書かないことを決めるのも大切
子どもだけでなく、大人でも、
「せっかくだから、これも入れたい」
と思います。
でも、文章は情報が多ければ多いほど伝わるわけではありません。
一番言いたいことが見えると、
「これは必要」
「これは今回は書かなくてもいい」
という判断がしやすくなります。
2つくらいのエピソードで十分
たとえばテーマが、
「初めてホームランを打った日のこと」
なら、
打席に入る前の気持ち
ボールを打った瞬間
この2つだけでも、十分に一つの作文になります。
朝起きたところから、球場に着いて、練習して、試合が始まって……と全部書かなくてもいいのです。
「一番伝えたいこと」は途中で変わってもいい
最初は、
「ホームランを打ったこと」
を書こうと思っていたけれど、
話しているうちに、
「打ったあと、お父さんがすごく喜んでくれたこと」
の方を書きたくなるかもしれません。
それもいいと思います。
書きながら、自分が何を大切に感じていたのかに気づくことがあります。
作文は「選ぶ」練習でもある
何を書くか。
何を書かないか。
どこを詳しくするか。
文章を書くというのは、ことばを並べるだけではありません。
自分の中にあるものから、大切なものを選ぶこと。
それも、作文の面白さの一つです。

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「今日、一番伝えたいことは何?」
答えがすぐ出なくても大丈夫です。
話したり、考えたりしながら、一緒に探していきます。
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